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全然分からん。

株式会社GONZOの最後の作品かもしれんので見始めたが、設定に凝り過ぎているにもかかわらず説明が全然無くて(しかも何か突っ込みどころがたくさんある)見てるのがつらい。CO2の排出権取引が高度に進化したサイバーパンク世界という設定っぽいが、そもそも中の人がその仕組みを理解していないように思える。私もそういう方面に関しては素人だけど、いくらなんでもグラファイトの塊に大した価値は無いよね。

そもそも物語中に登場する「経済炭素」なる言葉自体、十分に説明し切れてないと思う。狼と香辛料IIの5話を見た後だと特にそう思う。物の値段がどうして上がったり下がったりするのか、先ずはそこから説明すべきかと。エキセントリックな設定はGONZOのお得意だが、とんがりすぎてて折角の面白画面にのめり込めない。もったいない。

30分まるまる小学星小学生向けの教育TV番組並に懇切丁寧に図入りで社会のしくみを紹介する回があってもいいんじゃなかろうか。オタ向けに番組内番組を作るとか面白そう。そういう前提知識があってこそ初めてキャラクター達が立てる作戦にドキドキハラハラすると思う。

それともこれは、「株式」という実体のないものの価値に右往左往する人間達を風刺した、会社を挙げての自虐ネタなんだろうか、、、