#299 最期の言葉

味方のレギュラーでは久々に死者。前回のCパートであそこまで死にフラグを立てられたら流石に生存は不可能か。だって植木に水をやってたらその花がぽろっと落ちちゃうんですよ。これで生きてたら詐欺。

スポーツマンシップにあふれる忍者物という構成に、あざといものを感じつつも、やっぱり順当に上から死んでいく世界というのはいいものだなと認識。ちゃんと最後の言葉を残すシーンまで用意されている。薔薇様が順に卒業していくのに通ずる物があるよね。木の葉丸が死に目に会えなかったのはちょっとかわいそう。

玉の話は微妙。反逆のアルターが体に染み付いた左傾脳の90年代人としては、里の利益と国の利益が相反する場合はどうするんだろうとか考えちゃうよね。これまでの火影は、軍事力を背景に明らかに里の利益を優先してきたけど(火影が独断で外交や武力介入を行えるってすごいよね)、杓子定規に考えるなら本来なら国の利益を優先すべき。カズマがいびつだったのは木の葉の里出身でありながら国の利益を優先したこと。本当に面白いのは、木の葉の里に忍者ではない大名の軍が攻めてくるときだと思うのだが、、、スポーツマンシップにあふれるこの世界ではそんな展開はないよね。