マイマイ新子と千年の魔法

先週は、ギリギリに行ったら、なのはもFateも一杯で見られなかったので、反省して今日は先ずチケットを取りに行く。阪神なんば線に初めて乗りました。

劇場は定員70名程度のミニシアター。レイトショーですが、時間になるとアレゲな人たちが狭いロビーに集まってきて、結局は満席でした。(立ち見の人はいなかったと思います)

肝心の内容の方ですが、個人的には私には十分に刺さらなかったかも。ストーリーは私好みで時系列が多層的な構造をしていて、非常に興味をそそられるんですが、千年前と現代があんまり関係なく問題解決されるというか、いや、まったく関係ないことはないんですけど、千年前のお姫様が乗り越えた山と新子の山はあんまり関係無いんですよね。この映画は全般的にあ出来が良くて、萌えカットも非常に多いので贅沢な不満といっても過言は無いですが、やはりそこが最大の不満です。千年前にうった一手が今ここで生きるというとかそういう展開がちょっと欲しかったかも。たとえそれが、ハリウッド的なわざとらしい作り話になったとしても。

後の監督の講演でわかったことですが、千年前の話は原作にない話とのことです。それを聞いてある意味納得。いや、ロマンは感じますし、この改変が無かったらつまんないアニメになってたと思いますけど、どうせ変えるなら、もう徹底的にやって欲しかったかも。

もし暇があったらなんばパークスハルヒを見ようかとも思いましたが、今日はそんな暇はありませんでした。いまきちが楽しそうに見てる(http://twitter.com/_imaki/status/8633909302)ので、なのはさんはそのうち見に行きます。

(追記)こう書くと、この作品がつまんないかと思われるかもしれませんが、全然そんなことないです。むしろ是非見て下さい。ネタバレになるから詳しくは話せませんが、モブだと思ってたキャラが実は重要な役割を、、という展開にはおもわず「Yes!」とガッツボーズを決めたくなりました。