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生で見たときは徹夜明けだったので改めて視聴。前作はメガネコが眼鏡っ娘じゃなくなった時点で見る気が失せていたが、果たして近作はどうか。

どうやら今回は異世界物。はっきりとは思い出せないがなんだかすごい既視感。主人公は異界（グラン・ロロと言うらしい）に勇者として召還されたっぽいんですが、さらにその中でイセカイ界にダイブしてカードバトルするという二重構造になってて回りくどい。グラン・ロロではカードバトルの結果が現実になる、とかでいいじゃん。CGと手書きの違和感を無くすための止むを得ない処置なんですかね。召還シーンだけCGにするデジモン方式じゃだめなんですかね。

どうも、グラン・ロロでは全ての揉め事の調停はイセカイ界でのカードゲームで行われるのがルールという、極めて進歩的かつ平和的な設定ぽい。ちなみにバトルスピリッツでは痛みは感じるが命の危険は無いという安全で文化的なゲーム。そんな世界でも軍隊らしきものが存在するということは、そのルールを守らせるために結局のところ暴力装置が必要になるのだ、というなんとも悲劇的な示唆を与えている、のかも。

個人的には、安全だと思ってたら実は血液が抜かれてて命が掛かってました的な展開を期待したいが、多分続きは見ない。