#8 EpisodeII-III week square

あまりにアバンギャルドな演出に驚きました。画面に地の文を出すとかアニメじゃ見たこと無い、、、て、絶望先生じゃ死ぬほどやってましたな。(句読点まで画面に出してますな)

原作に忠実にしたらああなったんでしょうが、ここは本来ならばアニメ化に合わせて演出を変えるべきところ。例えば、「このように指を立てている間は真実しか語らない」等のようにすれば芝居としても映えるはず。原作でそれが使えないのは、限られた立絵しか使えないというノベルゲームの制約のため。だがこれが、ノベルゲームの制約上しかたなく取られた演出ではなく、ノベルゲームの特性を最大限に生かした叙述のトリックだとしたら話は別。いつ何処で朱塗りの文章が飛び出てくるか楽しみでならない。それをアニメでどう表現するか含めて、この演出が必然となる展開を期待したい。

ところで、ベアトリーチェは戦人に魔法の存在を受け入れさせ屈服させたいようですが、今戦人が置かれている状況そのものを指摘するのは「ルール」違反なんでしょうか? かように、自分をまるで舞台の外から見渡すように観察できる自分とは如何なる超科学の仕業か!? ま、実際のところベルンカステルの力によるところのようですが。戦人にそのことを指摘したらぐうの音も出ないと思うのですが。まぁ、ベアトリーチェはワザと指摘せずに本質とは関係ないところでゲームをして戦人を玩んでいる、という仮説は意地悪な彼女の性格に合致してはいるんですよね、、、

それはそれとして、やっぱEpisodeIIのベアトリーチェのキャラデザは無いと思う。アップにした頭と絶対領域が絶妙な不協和音を醸してる。一目見て分かりやすいんですけど、もっと、なんとかならんかったのかねぇ。