#1 あいつは優雅な大悪党

また声優豪華ですな。優希比呂の声久しぶりに聞いた気がする。

主人公が水樹奈々の割にはかなり受身なのがなんとも。アリソンとかほしな歌唄の顔が浮かんでしまって、唯々諾々と状況に流される姿に違和感を強く感じるんですが、みんなはそんなこと感じない?

多分小説で読んでるときは主人公視点で畳み掛けるようにジェットコースターで事態が進行するので違和感を全く感じないところを、アニメでは三人称視点からゆるゆると流すことで見たくも無い無理が見えちゃってるような。これは演出の責任。

水樹奈々の演技にも不満。これは原作がそうなのかもしれないけど、会食でエドガーが出した助け舟に対しては
「助けてくれた。本当に妖精を信じているの?」
て言ってるけど重要なのは後ろの文だと思うのは、まるでダメな男がよく陥りやすい「オレを分かってくれる人がこのセカイのどこかにいるハズ」教の影響でしょうか? 個人的には、前の文は疑問系のイントネーションにして、軽めにして
「助けてくれた?(それとも)本当に妖精を信じているの?」
として後ろの文を強調して欲しいところです。原作者的には助けたことの方が重要なのかもしれませんが。

うーん、ちょっとからいかなぁ。しかし、正直AT-Xアニメ女子部の吉野裕行のコーナーの方が面白いのはどうかと。ちなみに fairy doctor の日本語訳って妖精博士でいいんですかね。