#4 「その 明日を目指すものたちは…」

  • 一見簡単に見えるけど難しいことって、アニメで表現するのは難しそう。格闘アニメみたいなかんじで灯が重心変化のコツを感じ取る演出とかほしかったかも。もしくはコップの水がこぼれないとか。
  • しかし渋いな。地味ながら面白い。こういう渋いつくりの話をみると、ついつい余計なことを考えてしまう。
  • ネオベネチアの地元住民なら普通にゴンドラの操船ができるような気もするけど、単なる渡し舟でも人を乗せるには免許(シングルであること?)がいるのかねぇ。昔のタクシー業界みたいに規制により異業種参入から守られてるのだろうか。それとも漁業権みたいに船もってると補助金がたくさん出てるとか。町の人が足として普通に使っているのだから、運賃はそれほど高くないはず。
  • まぁ、観光で食ってる町だから、第2話にあったように町全体でプリマを守り育てようっていうコンセンサスができてるのかもね。もしくは銚子電鉄みたいに「ゴンドラ修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」とかHPに乗せて、三大妖精グッズを販売をしてるとか、、、
  • 昔のNTTみたいにサービスの質を維持するために料金は高止まりでも寡占状態にするという政策なのかね。こうして考えると、地元住民ではない灯がよく就職できたなという気もする。(だからこそ大手のオレンジプラネットや姫屋ではなく、アリアカンパニーなのか?)
  • そもそも、水に沈んだベネチアを街ごと他の惑星に移築するって発想そのものが採算度外視の狂気の沙汰なのだから(アポロ計画みたいなもの?)、経済性を真面目に考える方がどうかしてるか。ただ、人類をそこまでの狂気に追い詰めたのは何なのか少し気になる。もしかしてソ連はまだ存在しているという設定のSFなのかも。