時をかける少女

  • 梅田まで出て見て来ました。良かったです。最初から最後まで幸せ度が高く、見ている間ずっとにやけていました。私の中に「幻想」として存在する「時をかける少女」と比較しても,ずっと良かったです。
  • 私は前作の映画を見てませんし,ましてや原作小説の存在は「サマータイム・トラベラー」を読んで知ったくらいのへたれですが,そんな私でもスタッフ達の原作に対する愛情が分かりました。おそらく,ファーストガンダムと0083くらい別物なのでしょうが,きっと原作以上に原作らしい作品なのでしょう。
  • 余談ですが,見てて,いろんなことが分かったような気がします。何故おジャ魔女では,下校途中にY字路が存在するのか。何故タイムリープでは,階段から転がり落ちるのか。何故サマータイム・トラベラーでは,川原で実験するのか。何故,光画部はいつも野球をしているのか。パズルのピースがはまったような感覚です。無論,前作を見ていない私の勝手な推測です。私は、上記の作品群から「時をかける少女」というのはきっとこういう作品なんだろうな、、、という妄想を抱いていたに過ぎません。
  • 少しばかり昔語りに少しばかりお付き合い下さい。私は,オタクの世代分類で言いますと,どうやら第2世代と第3世代がちょうど分かれるあたりに分類されるようです。高校時代には「原田知世はイィ!」と叫ぶ傲岸不遜・問答無用なセンパイが本当に実在してました。私の直ぐ上の人々には完全に80年代の血が流れているのですが,私自身が直接体験した作品は少なく,ゆうきまさみやらそこらへんの作品群を後から読んで,80年代に羨望と嫉妬のような気分を抱いておりました。今回の映画はそこら辺,素直に楽しめるかなと心配してましたが,貞元キャラデの青春路線に完全に思考停止して楽しんでまいりました(眼鏡っ娘の後輩ちゃんが萌えすぎる)。今度は小説をちゃんと読み直して,もう一度見てみたいなと思います。
  • ただ、、、やっぱり、まほうを使わなくなった魔女の役は,原田知世にやってほしかったナァ。(なんだそりゃ)